2017-01-01から1年間の記事一覧

ラカン

ラカンに関する本(生きのびるためのラカン)を読んだけど、内容としておもしろい、かつ生きていく上でのヒントがたくさんあるという直感がある。でも、ラカンの哲学(心理学?思想?精神分析?)が自分の中でひとまとまりのゲシュタルトを構築していないと…

あらゆる人々に見る(診る)神が

自分が孤独に苦しむ時間が長かったからか、一人でいる人々を見ると、どうしても「大丈夫かな」と思って自分までしんどくなってしまうことが多かった(全然利他性じゃないですよ。むしろ自分がしんどくなっちゃうから嫌だという利己性)。 というか、自分自身…

あらゆる偶然を必然と感じる才能

悩める自分が無意識的に手に取る色んな本には、結構共通性があるような気がする。一言でまとめるなる「客観性の重視」というところか。客観性というところから、「自分を見つめるもう一人の自分」「【妄想】世界における他者」「見る(診る)神」などに繋が…

映画『ミスト』

をしばらく前に観た。 結構スゴイ映画だった。一部巷ではかなりの鬱映画として知られているらしい。 内容はSFというか、怖いモンスターとかがでてきて、現実にはあり得ない感じだけど、色んなテーマが詰まってる濃い~い映画だった。 主題を一言で言うと、「…

LUCY

オカルティックな内容だが、それなりに学べるところも。 「どうなるだろう。もし脳の機能の20%にアクセスできたら。この第1ステージは自らの肉体を掌握し意のままに操ること。第二ステージは他者を意のままに支配する事。その次は物質の支配となる。」 「全…

【なりすます】ために、自分や周囲の感情・感覚・状況を把握しようとする意識が働く。 ひとりでに瞑想に近いことができる。普通の生活において。 まー、ぼーっとする時間もあるんだろうが。

なぜ、【なりすまし】をしても大丈夫なのか? 換言すれば、【なりすまし】は虚しさを惹起しそうだが、なぜそうではないのか? 簡単である。そもそも虚しくない人生などないからである。この世の雑事は、言語的に構成された偽物であり、空虚だ(言語ゲーム)…

【なりすまし】の受動性について、も少し詳しく。 「役柄」レベルでの【なりすまし】。 「感情」レベルでの【なりすまし】。 様々なレベルでの【なりすまし】があることには、前回少し触れた(なりすましの多重性)。 後者の場合で例をとる。 単純に、やる気を…

【周囲から肯定されない、社会に対する妄想的な眼差し(認知の歪み)】。これはトラウマティックな体験を基盤とする。「過去」のトラウマ体験と「現在」の認知の歪み、その認知の歪みによって現出する地獄は、地続きである。 トラウマティックな体験の有無。…