2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カイン ヨブ

カインは主に言った。 「わたしの罪は重すぎて負いきれません。今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう」 種はカイン…

思考の断片②

思考の断片で書いた親に関すること、一時の感情に任せて書いたら、やはりかなり偏っている。いや、論理的には別に突飛なことを言っているわけではないが、感情が抜け落ちている。感情が戻った現在、何て非人間的なことを考えていたのかと思う。現在、会社は…

思考の断片

変顔は自我崩壊の喜び タイタニック号に乗り合わせた死刑囚 主体不在の性は女性の専売特許(やおいや腐女子)、かつ、男性は主体を立てないと性にコミットできないと思いきや、マルホランドドライブを見るとそうでもない。レズシーンが良かった。 やはり、一…

短歌

もうすぐ会社に復帰しそうだ。もしかしたら頓挫するかもしれないが、まあその時はその時だ。 会社に復帰したら、また時間が無くなる。残業はほぼないので、ドアツードアで往復4時間近くかかるのが主な原因なんだが。会社からの距離が中途半端なので、あとち…

孤独、客観視、自己観察について

瀬戸内寂聴『孤独を生ききる』より 遁世の閑居の孤独に耐えかねた心情が歌になって昇華されてしまうとき、西行の孤独は既に客観化され、孤独から抜け出しているのです。 西行にとっては、仏道や自然以上に、歌が孤独を慰める何よりの友となっていたわけです…

映画『フィアレス』

フィアレス (映画) - Wikipedia 打ちのめされた。なかなかこんな映画体験はない(あったかもしれないが少なくとも覚えていない)。トラウマを描いた映画とも言えるが、映画自体がトラウマという感じの映画。でも、救済される。 極限状況に置いてなお、自己を…

等身大

それにしても、読書のやり方を考えねば。 読書に実利を求めると、途端に読書がしんどくなる気がする。 ここでいう実利とはつまり、「読んだ内容を全部自分の血肉にしたい!」ていうことですね。 やっぱ、「ここだけは文章にして残しておきたい」って部分だけ…

デヴィッド・リンチ

そういえば、現実界が描かれてる漫画で一番最初に思いつくのはMONSTERだなあ。 「名前のない世界」。浦沢直樹がその情景を絵にしてたけど、まさに、って感じだったなあ。 現実界に生きてたヨハンはやっぱり人間的な感情が働かない怪物(MONSTER)だったしね…

ラカン

ラカンに関する本(生きのびるためのラカン)を読んだけど、内容としておもしろい、かつ生きていく上でのヒントがたくさんあるという直感がある。でも、ラカンの哲学(心理学?思想?精神分析?)が自分の中でひとまとまりのゲシュタルトを構築していないと…