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分岐点

遂に自分にとっての分岐点が近づいてきている気がする。

 

会社に復帰して約一か月。総務部で働いているわけだが、早くも嫌気がさしている。というか、絶望的に仕事ができない。やる気もない。心理テストでも明らかになったが、知識を吸収してそこから新たな視点や展開を生み出しプレゼンすることに関しては高い評価を得たが、総務部の事務処理的な内容となると絶望的に仕事ができない。クリニックの先生も、能力分布的に、営業と総務は一番向いてないと言ってた。

ファイリングにクリエイティビティを発揮しろと言われても困る。

 

というか、先輩とかも好きじゃない。正確に言うと約一名は大嫌いだし、約一名は嫌いだし、しかも嫌いな奴らに限って力持ってるし。彼(女)らと一緒に仕事するなんてホントやだ。上司はまだいい人なんだけど、やっぱり企業の論理からは逃れられない。

会社行きたくない。木金と休んだが、このまま休み続ければ有休をすべて消化し、残された休職期間も消化し、自動的に退職となる。まー色々な条件を鑑み、少なくとも来週いっぱいは行って、GWに入り、そこから有休消費する形がいいと思ってるけど、それすら無理かも。

 

退職した後に変に後悔しないように、「どのみち無理だった」ということをここに書き記しておこう。

自分の性格では、低賃金でも好きな仕事をするしかない。というか今だって、税金でかなり持ってかれるし、休職期間は税金分で赤字給料だったんだから。まー6月のボーナスまで粘ってから辞めるのが一番得か。たんまり内部留保をため込んでる企業だから罪悪感とかは全然ない。

 

仕事できるのに敢えて退職する人とかってかっこいいなあと思うけど、自分の場合、ホントに今の仕事はできないから、そういう意味での後悔は少なくて済むかも。部署異動もうまくいかなかったし。人間関係も嫌だし。何より仕事行くってだけでこんな消耗するのに、無理矢理行くことが自分にとって得なのか?刹那的に生きるつもりはないけど、少し先の将来くらいのことは考えても、現時点で本当に体がベッドから出ようとしないなら仕方ない。

そもそも、正社員って責任持たされるのがもう嫌ってのもありそう。超がつく我儘だけど(笑) でも本気で好きな仕事だったら正社員でもいいんだろうな。

 

前回の休職中も結局何もしなかったから、結局お前は怠けてるだけだ。今の会社で勤めあげろ。という声も自分の中から聞こえる。しかしだ、現に体が動かないのはどうしようもない。生理的な問題だから。

更に言えば、やはり休職中と求職中は全く違う。いつかは今の仕事に戻ると考えてるときと、もう戻らない、というときでは、発想の仕方がまるで違ってくる。退職したら、多分、自分が好きな仕事に就くと思う。低賃金でもいい。

実は僕は、結構な拝金主義者だった。何か親は小さいながらも一軒家持ってるくせに(そのローンもあって)すごいケチだったし、それで痛い目を見てきたことが多かったからね。まあ実際貧乏な家でもあるんだけど。金さえあれば・・・という想いはずっとあった(今でもある)。だからバイト選びとかでも、賃金優先で、自分の特性にあってるかどうかなんてほとんど考えなかった。結果、バイトだけどジョブホッパーになった(何せ心理テストの結果、発達障害だからね。ADHDASDが軽度ながら併存してる。この軽度ってのが厄介なんだが)。結果、ほとんど金が貯まらなかった。やっぱり、「求めれば逃げ、捨てれば懐に飛び込んでくる」ってのはかなり汎用性が高い格言ですな。

 

少ないながらも生まれて初めて貯金ができ、初めて自由に職を選ぶ余裕ができた。退職したら、生まれて初めて、賃金を度外視し、完全に自分がやりたい職業についてみよう。ジョブホッパーでも全然OK。もうこの年齢だし、どのみち普通の就職戦線に戻れるとは思ってない(まー今は実は中小は特にこの年でも売り手市場らしいけど、よっぽど好きな仕事でないと長時間労働とかは勘弁。しかも自分の場合、空白期間長くてスキルもないし。かといって今の総務部にいて一体何のスキルがつくというのだろう)。

 

バイトもうまくいかなかったが、新卒切符は一回限りなので、一応使って、たまさかの偶然でかなり条件の良いところに就職した。でも、自分の本質は嘘をつきませんね。やはりうまくいかない。やはり社会不適合だ。今はそんなにネガティブでもないけど。

それにしても、何で営業職なんて選んだんだって思いもある。でも、行きたかった新聞や出版は落ちちゃったし(まあ何の対策もしてなかったのもあるけど、当時は、「何の対策もしないのならその程度の意気込みなのだ」と思った)、となると文系は大体営業ですよ。しかも真剣に考えてなかったし。適当でした。新卒切符とりあえず使っとくか―、的な。でも、会社というのは恐ろしいですね。元々はそういう気だったのに、いつのまにか、しがみつこうとしちゃってる。でも一方で、年をとってくるから当たり前とも言える。自分だけでなく、家族も年をとってくるからね。こういうことを考えれば、賢明な人ならやっぱり会社勤めを続けると思う。自分みたいに「能力的に無理」って場合でない限り。自分は他の道が無いってだけだからね。でも、それがむしろ福音かもしれない。「人間万事塞翁が馬」。

会社でやっていく能力がある人はやっていけばいい。でも自分には圧倒的にその能力が無い。実務面でもそうだし、いわゆる「コミュ力」的にもそうだし、性格的にも嫌なことをやらされるととんでもなくストレスがかかる。大体コミュ力ってなんだよ。企業が設定したある特定の会話コードに乗っかれってことだろ。それを拒否したらもうコミュ障ってんだから、どんだけ支配者に都合がいいんだよ。飲み会とかもバンバン断ってたら、やっぱ風当り強いし。上意下達が効率良いのは分かるけど、その同調圧力がきつい。少なくとも自分には。一般的に見れば、この会社は全然マシな方なんだろうけど。

一番の問題はやっぱり人間関係だな。自分は人間関係への不適応が一番ひどい。嫌なやつとは徹底的に避けたい。やっぱり自分は重度の社会不適合者だ。でも、ここまでくるともうその道を突き詰めるしかない気もしている。だって将来食えなくなって餓死するとしても、その方がマシだと思っちゃうくらいなんだから。まあ目の前に餓死が無いし、経験も無いんだけど。でも、日本だとほぼ餓死しないという事情もあるしね。

病院ではうつ状態と診断されたが、明らかに仕事に対する不適応から来ている。だって、休職期間中の、親からの攻撃が無かった時期は、まだ元気だったもの。

 

それと、自分の場合、ほとんど何の努力もせずいい大学、良い会社に入れちゃったのも大きい。大学は、英語でゲームしてたら3日前に願書出して受けたら何か受かっちゃったし、就活も、孫会社受けたら子会社に来ないかって言われて行ったら、かなり親会社と近い待遇だったって感じで(ほとんどが親から子に出向してるだけの社員だからね)。つまり、たいして努力せずに入っちゃったから、比較的簡単に捨てる気になれるんだろう。気張って気張って辿り着いた人なら、もっと縋りついちゃうかもしれない。

 

そう、親からの攻撃が問題だ。まーせめて子供のうち一人くらいは堅実な会社員になってほしいと思ってるんだろう。知るか、んなもん。同情はするが、残念ながらそんな子供たちに育てたのはあんた達だ。

だが、そこは強くなった。微々たるものだが貯金ができて余裕ができたのも一因だが、何か負けなくなったね、うん。どうにかして金をむしりとろうとしてくるけど、親を精神的に切り離した今となっては抵抗はたやすい。

まあ、家は利用させてもらおう。出てけって言われても出ないよ。家賃がかからないってのはやっぱでかいからね。額は減らすけど、引き続き、ちょっとくらいは家にお金いれるつもりだし。家のこともやるし。一人暮らしに比べればかなり安上がりだ。

浮いた分の金を(浮くか分からないけど)将来の投資に回す。

 

ホント、好きにさせてもらおう。今興味があるのは、手堅いところでは介護、葬儀あたりか。特殊清掃はちょっと精神的にハードルが高い。興味はあるけど、なかなか。全く食えなくても良いなら、フリージャーナリストとかかな。インタビュアーとか。でも、人脈とか必要そうだし、ハードル高いかな。

まー、退職してからでないとやっぱりスコトーマがあるから自由に発想できない。それに、退職してある意味追い詰められないとね。探せば、全く存在を認知してなかったような仕事がいっぱいあるらしいし。

好きな仕事を好きなだけしつつ、質素に暮らし、とにかく本とか多く読んで過ごそう。金が貯まれば、場合によってはどっかの大学院にいくかもしれない。今の貯金じゃ到底無理だけど。錆びついた英語のエンジンも、磨けばまた動き出すと思う。

 

英語と言えば、ドラえもんのほんやくコンニャクよろしく、翻訳機能を持った拡声器が成田空港とかで使われ始めてるな。これがもっと進めば、日本語の壁が取っ払われ、外国人労働者が日本で働けるようになり、相対的にこれからの自分の給料も下がりそうだが、やはり細かい文化差やニュアンスの違いをとらえるのは難しいし、そこまでの実用化はまだ先だろうから、まー大丈夫そう。こういうところ、エゴイスティックだな、自分は。

それに、日本人にしかできない仕事ってのも、まああるだろう。

 

いずれにしろ、自分が好きなことを好きなだけやるに限る。一応自分は質素な生活さえすれば、ギリギリまだそれができる環境にいる。多分。質素な生活の強要が、むしろいい方向にいくかもしれないし。瞑想や気功の方向も良い。

何かの研究によると、好きな仕事をしている人の生産性は、嫌いな仕事をしている人のそれの756倍(だったかな?)にもなるらしい。好き嫌い、得意不得意の差が著しい自分には、これは実感としてすごくよく分かる。好きな仕事してても自分の場合そこまで生産性高いとは思わないけど、嫌いな仕事してる時の生産性なんて、むしろマイナスって感じだからな、自分の場合。

 

今となってはプライドも何も吹っ飛んじゃったのもでかいな。正直、高収入でバリバリ仕事してるイケてる俺様!になりたい!みたいに思っちゃってる時期もあったけど、ここまで能力が追っつかないとなると、そんな幻想は消し飛んでしまう。というか、海外でバリバリ活躍できるチャンスがもうちょっと我慢すれば手に入る環境だったけど、結局そのもうちょっとの我慢ができなかったんだよね。そんなガッツ自分にはなかった。というか、目の前にチャンスがあっても、会社員というものの現実を知った今となっては、もう嫌になってるかもしれないけど。

これ、恋愛とかでみんな経験があると思うけど(特に男は)、どうにかして手に入れたい女の子がいて、いざ手に入りそうになった瞬間、何か気分が萎えていくというかね。そういう感じに似てた(そんな恵まれた経験、ほとんどないけど)。

海外でバリバリ!にしても、憧れの女の子にしても、共通してるのはやっぱり「幻想」ってことなんだよね(まあ後者に関しては「ぶどうはすっぱい!」っていう感じもあって、ちょっとミソジニールサンチマンも入ってるだろうけど。いや多大に入ってるだろうけど。でもミソジニールサンチマンが皆無な男は(女も)いないでしょう)。

でも現実を一回でも知ったことがあれば、ね。まーでも僕は忘れっぽいからまた憧れたりしそうだけど。でも一回でも知ってるのと知らないのは結構違うと思う。

会社勤めを一度でもしといてよかったのはこの点くらいかな。現実を知れた。結局、高収入でしかも自分の好きな仕事で、なんて、かなり運が良いんですよ。東電の自殺問題を見るまでもなく。ホントおいたわしい限りだ。

まー後はちょっとくらいは貯金がたまったことかな。僕にとって会社勤めとは、給料が入る徴兵制って感じでした。

 

今、もう辞めてもいいや、って思ってるけど、こう思えたのは(良かったのか悪かったのか、それは死ぬまで分からないけど)、坂口や苫米地、大原扁理さん、仏教系の本や、友人から紹介された本や友人そのものの影響もあるな。

坂口は会社なんていますぐ辞めろって言ってるし(で、何も考えずに辞めて「どうすればいいですか?」ってきた人を彼は「馬鹿か!」と行ってるけど(笑))、苫米地に至っては本気で、嫌な仕事は今すぐ辞めろって言ってます。仏教は貧乏でも幸せになれるって言うし清貧を勧めるし、キリストは「金持ちが神の国に入るのはラクダが針の穴を通るより難しい」って言ってる(まー僕は金を掴むチャンスがあれば掴むけど)。大原扁理さんは週休5日で月7万で東京で楽しく一人暮らししてる。こういう思考回路がないと、自分も東電の女の子まではいかなくても、近い所の精神状態までいってたかも。

 

でも、ほんともったいないな彼女。ホント同情する。だれか身近な人たちで止められる人はいなかったのかと思ってしまう。この拝金主義国の犠牲者だ。家が貧しかったとはいえ、彼女はまだ若く、東大ブランドもあった。自分の家も貧乏だし、普通に考えて、彼女が自殺しなきゃならないなら、僕なんかとっくに自殺してなきゃいけないわけです。まあ東大だからこその事情や、若いからこそ希望が大きいとか、色々あるのかもしれないから、一概に言えないけど。というか、自分は自殺してなくて彼女は自殺しているということは、やはり彼女の方が苦しみが重かったのだろう。

それでも、人生いくらでも切り開いて行けただろうにと思う。でも、罵倒続きで脳がそういう風になってるときって、ホント視野狭窄になっちゃう。RAS(reticular activating system:網様体賦活系)が悪く働いて、悪い情報しか入ってこなくなるんでしょう。自殺するってよっぽどですよ。ちなみに、勉強できる人ほど変性意識状態に入りやすく洗脳されやすいらしいから、そういうのもあるかも。オウムとか分かり易い例ですね。

僕なんか、今となっては生活保護でも生きてりゃいいって考えです。質素でも、抑圧を受けず、五体満足で飯が食えて、雨風しのげて、図書館で無料で本読めたらそれで十分だよ。でもついこの間までは、やっぱり会社にしがみつく感じになってた。それくらい会社の内部の洗脳は強い。ほとんどの人は洗脳とすら思ってないし。というか、会社というところは一部(突出して能力が高い人や突出して精神がぶれない人)を除いて、そういう人たちで成り立ってるわけです。いちいち疑問を感じてたら精神が持たないし、淘汰されていくし。会社としても、結局は反抗しない従順なロボットを求めてるし。特に日本企業は。

一言でいうと、とにかく、自分にとってはこの会社に居続けることは「不健康」だと思う。

 

長い目で見れば、従順な社員ははホントにロボット(AI)に置き換えられていくだろうし。従順な社員がもしかしたら割を食うかもしれませんよ。そして自分の好きなことやってる人間のほうが、AIで代替できない価値を提供できるようになるかもしれませんよ。アリではなくキリギリスが生き残るかもしれませんよ。というかアリも2割は怠け者ですよ。

まー希望的観測はこの程度にして。

 

何か分岐点ってタイトルなのに、ほぼ辞めるみたいな話になってるな。それだけ辞めたい気持ちが強いってことだな。でもここまで書いておきながら、一か月後、一年後、普通に会社に留まってる自分がいるかもしれない。まーそのあたりは結局分からない。

最悪なのは、辞めたけど何もやる気が起こらないという状況。で、ただ単に貯金を食いつぶすと。でも、それすらも、どうしてもそうなってしまうなら仕方ないや、と思ってる。

お得意の「おまかせコース」でいこう。