会社あれこれ

仕事行きたくなさが最高潮に達している。ストレスのあまり、左肩甲骨から左首筋、左頭にかけての痛み、そして右のリンパの腫れが生じている。ボーナスだけを目指して会社に行っているが、もう辞めることは決定だな。ここまでくると迷う必要がないので、そういう意味では楽だ。

 

具体的な次の職探しには動いていないが、打つ手はある。というか、自分の色々な条件を鑑みれば、日本では、生きていくだけに目的を絞れば、結構ユルゲーだ。多分。

でも、これはあくまで自分だけの場合。親戚とか親とかも、にわかに色々な問題を抱え始めたようだし、それらを手助けしなければならないとなると、少しは話が変わってくる。まーでも、余裕でなんとかなるだろうけど。悪い事というのは一気に起こるものだな。でも、これだけ色々な問題が起こっても何とかなるというのは、いろいろ問題はあろうが、日本という国はやはり恵まれた国ではあると思う。

 

実際に色々な問題が起こって、それでも何とかなっているのを見ていると、「何とかなるもんだなー」という安心感も得る。日本の平均に比べれば、僕や僕の周りは見えない条件も含めると、恵まれてない方だと思うのだが、何とかなる。

 

ところで、日本には未だに多くの自殺者がいる。自殺には複合的要因が多いと聞いていたが、そうだろうなと思う。悪循環が止まらなくなる、ということがあるのだ。

例えば自分の場合で言うと、

 

先天的な脳機能の異常(発達障害

→仕事に支障

→ストレス増加、経済的問題(を深刻に考えすぎる。見方を変えれば大したことはない。)

→家族との軋轢、職場の人間関係の悪化

→更にストレス増加

という風に。

こういう状態ではなかなか誰かと会う気にもなれないし、家族、職場でも孤立する。家族内でも無視とか攻撃とかあったし(今は完全に改善)、職場でもそう。職場はやはり、立場を利用した圧力ですね。

多分、こういうケースが多いんだと思う。僕が思うに、そこで自殺に傾くか傾かないかの差は、状況の悲惨さの程度の差によるものが大きいが、知識の有無や、気の強さもある思う。この日本で、会社辞めても家放り出されても、(あらゆるセーフティネットを使って)さしあたり最低限の生活はできるということを、知っているか否か。別方向なら、自分を攻撃する人間に対して、全面対立して徹底的に戦うことを覚悟できるか。

 

自分で言うのもなんだが、僕はこういうのには結構強いと思う。昔に比べれば、もし数値で苦しみを表せるとしたら、客観的に言えば300分の1くらいだと思うからね。

でも、実際は10分の1くらいの苦しみは感じちゃってる。なぜなのか。

 

一つには、プライドですね。

もう昔みたいな本当に苦しいときってのは、なりふりかまってられないからな。プライドがなければ、人間は結構あらゆることに耐えられるもんです。でも、それが良い事かどうかは別。プライドとは尊厳と言い換えてもいいけど、尊厳が奪われるのを許した状態で一定期間過ごすことが、その後にどのような影響を与えるかということは、想像に難くない。

だから、僕は会社では自分の尊厳を傷つけないように戦っているわけです。つまり、常に警戒を怠らない状態。これは中々のストレスになる。でもね、尊厳を失った時期があるからこそ、これは大事なことだと分かる。簡単に謝ったり(僕もめんどくさくてしちゃうことあるけど)あんまりしない方がいい。

上司に対しても、相手が高圧的に来たらこちらも高圧的にいく、という感じ。というか、普通に口論してたし、9割自分が悪くても、あらゆる言い訳を駆使して謝らない、ということもやっていた。以前9割上司が悪いのに、こっちが謝るハメになったことがあったからね。そのお返し。

まあ上司からしたら何とも扱いづらい、というか歯痒い部下ですな。1対1なら、勝つのは難しくても、大きく負けることもない。実際、上司の言い分をホワイトボードで説明させるまで追い込んだこともある。ホワイト企業では、パワハラで訴えるとうまいこと匂わせると、結構効く。だって、世間体を気にするからホワイト企業になったんだから、「あの会社訴えられたらしいよ」とかいうのは避けたいわけです。

でも、相手が3人とかになってくると、ちときついですな。一人切れ者を呼んできててね、これはちょっと敵わなかった。社内規定の知識量の差(というか僕は社内規定なんてほとんど読んでない。めんどくさいもん。)やトラブルの経験値の差に圧倒された。まあ、論理的に論破されるんなら納得するよ。そもそも普通の社員ならとっくに自分の尊厳を差し出して謝ってるところだろうしね。でも、そんなことしてたらすぐに社畜になっちまう気がするよ。僕はあるところは強いけど、あるところはめちゃくちゃ弱いから、謝り続けたらすぐ社畜になる気がする。つまり、僕とは違い「謝り続けても社畜にならない強さ」ってのがある人もいるのかもしれないね。分からないけど。

論破されたとしても、態度として「俺は負けてねえぞ」ってオーラを出しとくことにはすごく意味がある。人間のコミュニケーションは、9割がノンバーバルですからね。僕が嫌いなお局がいるんだけど、その人との闘いは特にノンバーバルですね。だから、調子が悪くて、そういう強気でいられないときは、僕はすぐに休んだ。これも、自分の尊厳を守るため。

まあある意味戦争だね。体調悪いのに戦地に赴いたら死ぬでしょう。死にたくなかったら最低限のコンディションは確保して戦地に臨まないと。

 

討論において、社内規定の知識が無いから、なけなしの一般知識を使うんだけど。例えばパワハラとか。実は、実際にはパワハラで訴えるなんて至難の業なんだよね。パワハラって各省庁や自治体によって定義が違ったり、難しいらしいんだよね。というか、そもそも訴えるとかめんどくさいし。

だから、ハッタリかますくらいが一番コスパが良いのです。でも、社内規定や法律に熟知している人には通用しませんわな。

もちろん、あまりにひどいパワハラなら話は別。その時は訴えたり、コンプライアンス窓口がある会社なら、そこへの相談は必須。

でも、ひどくなる前に「俺に攻撃するとひどい目にあうぞ」と匂わせることには、大いに意味がある。特に、高学歴の上司というのはプライドが高い。だから、部下に言い負かされるなんて自分のプライドが許さないから、一度思いっきり反論すると、結構それ以上言ってこなくなってきたりする。負けるのが怖いんですね。そして、その後も隙を見せないことも大事。これが結構疲れるわけです。

結構ネチネチした攻撃は続けてきたりもする。まあ、正直僕の場合、僕みたいな部下を持ってしまった上司に少しは同情する気持ちもあるから、それくらいは甘受している。

というか、もともとはそこまで意地の悪い人ではないんだよね、上司。でも、ちょっと頑固。その頑固さが、部下、特に新入社員、特に僕みたいな頑固な奴には、わざとこっちを困らせているようにすら思う。そうゆう企業文化なんだ、郷に入りては郷に従えと言われればそれまでなんだけど、僕が以前から上司に直談判していたことが、正しかったことが証明される出来事が、先日あった。僕の言うことに耳を傾けてれば、あんな集中砲火浴びずに済んだだろうに・・・

あー、やっぱり新入社員だって足元見て、俺の意見を軽んじてるところもあったんだなあ、と分かってしまって、この上司への元々少なかった尊敬すらも無くなってしまった。

で、まあ色々あって僕と上司の関係は徐々に結構敵対的なものになってしまった。退職の理由No1は人間関係らしいけど、すごいよく分かる。

本気でしたい仕事なら、そして、他に尊敬できる人がいるなどの利点があれば、上司と戦って会社に残ろうとするけど、はっきり言ってそこまでするほどの場ではない。むしろ、いい区切りだと思っている。

 

ちょっと前は、復讐の念に燃えたこともあった。でも、まー自分も相当暴れまわってたわな。そして、上司の心も、お局の心も傷つけている。よく考えてみると。

やっぱ、家庭の事と発達障害があったから余裕がなかったんだよな。今となっては、よくもまあここまで耐えてくれたなって気持ちも芽生えてきてる。はっきり言って、申し訳ないと言う気持ちが、最近むくむくと出てきている。あーあんなこともしてくれたのになーとか。

でも、もう相手は怒ってるからね。特にお局は。ここで変に下手に出ると、急に増長しだす可能性がある。

それでも、最近は上司には素直に謝るときもある(お局は危険度が高いから、まだそこまでしない)。増長しない程度に。尊厳は傷つかない。納得の上での謝罪では、尊厳は傷つかないのです。納得してないのに無理やりさせられる謝罪は、確実に人の尊厳を傷つける。それは子供時代の経験から嫌というほど分かる。まあ、謝罪なんて生易しいものではなかったけど。

 

申し訳ないと思うけど、でも、ボーナスはしっかりもらうし、それまでは諸々の理由から迷惑をかけることもある。これはもう、罪だとしても(法的な罪ではないですよ。倫理的な罪)。倫理的には罪だとしても、僕はボーナスを貰う。