短歌

もうすぐ会社に復帰しそうだ。もしかしたら頓挫するかもしれないが、まあその時はその時だ。

 

会社に復帰したら、また時間が無くなる。残業はほぼないので、ドアツードアで往復4時間近くかかるのが主な原因なんだが。会社からの距離が中途半端なので、あとちょっとのところで寮には入れないことになったのが残念。アパート借りようかな。

 

また時間が無くなるので、自分の感情や思ったことや発見などを、短い言葉で表せたらいいな、と思った。で、前の記事で見たように、西行が歌を作っていた(僕が好きな良寛さんも大量の歌を作っていた)ので、僕もやってみようと思う。

短歌なら通勤中にひょいひょいと作ってスマホで打てる。しかも、さっき風呂に入りながらちょっと歌を考えていたのだが、自分の気持ちや洞察などを短歌にすると、それらが驚くほど客観化される事に気付いた。単なる言語化以上だ。寂聴さんの言う通りだな。これはすごい発見。やっぱり何千年も残ってるものは、それだけの意味があるんだなー。

 

ということで、短歌なんか何も知らないど素人が恥ずかしい歌を作ってみる。

 

いたずらに 過ぎゆく日々を 憂えども

 この空虚こそ 生の本性

 

世の人は 我を何とも 言わば言え

 我が人生を 我すら知らず

坂本龍馬の歌のパロディです。

 

何処へと 枯葉を運ぶ 冬風に

 我も何処へ 運ばると尋ぬ

 

生きてるか 死んでるのかも 知らぬ中

 生を選ぶは 何者の仕業

 

感謝して 恨み蔑んだ 我が親も

 今はしわくちゃ 背中も小さく  

 

さながらに 糸の切れたし 凧のやう

 人が求むる 自由とは何か 

 

パソコンに 映画にラジオ 漫画に本

 情報過多で 神経高ぶ 

 

20年 お世話になりし 我が部屋は

 今も飽きずに 我を見下ろす

 

世の波に 乗れずに溺れし 海中は

 我が心と似  魑魅魍魎の巣

 

何か恥ずかしいな。でも面白い。